少女ファイト 1 (1)
- 作者: 日本橋ヨヲコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: コミック
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バレーボール群像劇スタート!!待望の最新作
大石練・15歳。バレーボールの名門・白雲山学園中等部に在籍。練はずっと自分を抑え続けていた。小学校時代に全国大会で準優勝したチームのキャプテンであったほどの実力を隠しながら。集団スポーツの中で、自分を殺さなければいけない理由は。それでもバレーを辞められない想いとは!!
描きおろしページ満載!カラーページも収録!!(作品紹介より)
- 生き方が雑だな。そのままではいつか自分に殺されるぞ
- 生きている意味が全て噛み合うその瞬間を味わいたいのなら丁寧に生きろ
・・・黒耀谷女子バレーボール部監督のセリフなんですが
これがかっこよすぎる!
以下ネタばれ
小学校時代に全国準優勝するチームのキャプテンであり実力があった主人公練。
中学進学する際には仲間も一緒に同じ学校へ進学すると誓い合ったのに
受験当日にハブられてしまったことで、強い疎外感を感じてしまいます。
中学時代には実力を隠し、仲間と過ごすことで疎外感を埋めようとしますが
試合の最中に周りを顧みないプレイをすることで
チーム内で浮いてしまい、また疎外感を感じてしまいます。
いつまでたっても変われない自分に
嫌気がさして落ち込んでいる練に
縁がある黒耀谷女子バレーボール部監督がいったセリフが上記です。
監督自身が感じていること、背景にある練のお姉さんのこと
練の状況を考えると
込められた意味にうっとりします。
この後、前向きに動くため、練が試行錯誤するさまが
丁寧に描かれており、とてもよかったです。
2冊目も期待してます。